【完全ガイド】出雲大社の参拝方法を解説!
お参りルートとおすすめ参拝スポット
島根県の歴史ある神社の一つ『出雲大社』。
縁結びの聖地として知られるこの神社は、多くの観光客が訪れる島根県の代表的なスポットとなっています。この記事では、一般的な神社とは異なる出雲大社の正しい参拝方法と当ホテルの地元スタッフが厳選する参拝スポットをご紹介します。出雲大社だけでなく普段は通り過ぎてしまう場所まで、余すことなく楽しんでいただける完全ガイドです。
素敵な旅のお供となりますように。
出雲大社について
出雲大社には国造りの神『大国主大神』が祀られており、天照大神への国土奉還を際して造営された壮大な宮殿が出雲大社の起源といわれています。また『縁結びの神』と知られており、男女のご縁だけでなく人々が互いに豊かに栄えていくためのあらゆるご縁を結ぶとされています。
古事記や日本書紀には日本最古の神社と記されており、平安時代には約48mと日本一の高さを誇りました。18世紀に再建され現在は24mの高さとなりましたが、神社建造物の中では国内最大級です。昭和27年には本殿が日本の国宝に指定され、今も昔も変わらず神の国出雲を象徴する神社となっています。
出雲大社の正しい参拝方法
出雲大社は一般的な神社とは参拝方法が異なります。ここでは基本的なお参りルートと出雲大社の正しい参拝方法を分かりやすくご紹介していきます。
1.二の鳥居(勢溜の大鳥居)
参拝のスタートは勢溜の大鳥居をくぐりましょう。くぐる際は神様にご挨拶する意味を込めて一礼をします。神社仏閣の参道では珍しい『下り参道』を通り、一気に厳かな空気に包まれます。
2.祓社
参道の右手側にある小さな社。ここには祓戸神四柱の神が祀られており、自らの穢れを祓い心身を清めていただきます。これから参拝する大国主大神の御意に頂けるよう、忘れずに参拝しましょう。
3.ムスビの御神像
三の鳥居を過ぎ松の参道を抜けると、右手側に鋳物でできた御神像があります。これは大国主大神が日本海の向こうから現れた『幸魂奇魂(さきみたまくしみたま)』を授けられ、結びの神になられたという神話の一場面を再現しています。
4.四の鳥居(銅鳥居)
手水舎でしっかりと身を清めたあと、いよいよ拝殿へ向かいます。ここにあるのが宇迦橋の一の鳥居から四つあるうちの最後、四の鳥居です。銅製の鳥居としては日本で最も古いとされており、重要文化財に指定されています。
5.拝殿
四の鳥居をくぐったら、まず初めに正面にある拝殿を参拝しましょう。大社造りと切妻造りの折衷様式で1963年に新築された拝殿は、戦後最大の木造神社建築といわれています。参拝方法が通常とは異なり、一般的な神社は『二礼二拍手一礼』ですが、出雲大社は『二礼四拍手一礼』が基本です。拝殿だけでなく境内全ての社も同様の参拝方法で参拝します。またしめ縄の向きも一般的な神社とは異なるため、参拝の際はぜひチェックしてみてください。
6.御本殿
大社造りと呼ばれる日本最古の神社建築様式で、国宝に指定されています。通常は八足門という御祭神に最も近づける門から参拝をしますが、1月1日〜1月5日までの期間は八足門から御本殿までの間にある楼門前まで入ることが可能になります。御神体は正面を向いておらず、稲佐の浜がある西側を向いて鎮座されているといわれています。
7.十九社
旧暦10月11日から17日の間に全国から八百万の神々が集まり、縁結びの神議りが行われます。この期間中のお宿となる場所が十九社です。拝殿の東西に十九の扉があり、ご滞在中の7日間は全ての扉が開かれます。
8.素鵞社
東十九社を過ぎ、御本殿の裏側に回るとヤマタノオロチ退治で有名な『大国主大神の父神 素戔嗚尊(すさのおのみこと)』が祀られている社があります。この社殿の下には御砂が置いてあり、稲佐の浜ですくった御砂と交換することができます。これは『お清めの砂』と知られ、お守りにしたり自宅に撒くことでご加護をいただくという信仰が古くからあります。
9.神楽殿
出雲大社の有名な光景は大しめ縄ではないでしょうか。この大しめ縄は拝殿や本殿ではなく、向かって左側の神楽殿で拝むことができます。島根県飯南町の町民が1年以上かけて制作している大しめ縄は日本最大級の大きさを誇り、全長約13.6メートル、重量約5.2トンにも及びます。ぜひその迫力を体感してみてください。
地元スタッフ厳選!おすすめの参拝スポット
神の国出雲は『出雲大社』だけではありません。ここからは小さい頃から出雲大社が身近な存在だった当ホテル地元スタッフが、出雲大社から徒歩圏内でいける参拝スポットをご紹介します。お時間ある方は出雲大社と合わせて参拝してみてはいかがでしょうか。
1.弁天島
旧暦の10月に神様の通り道となる『神迎えの道』を西に向けて進むと、神話の舞台となった『稲佐の浜』が見えてきます。その浜にある一際目立つ島が弁天島です。地元では『べんてんさん』と呼ばれており、ここには豊玉毘古命(とよたまひこのみこと)が祀られています。
《地元スタッフからのひとこと》
島根県の夕日スポットといえば『宍道湖の夕日』が有名ですが、稲佐の浜からも綺麗な夕日を望むことができます。べんてんさんと水平線に沈む夕日が合わさってとても幻想的です。
2.上の宮・下の宮
旧暦の10月に八百万の神が集まり、縁結びの神議りが行われる場所が上の宮といわれています。上の宮には『素戔嗚尊』、下の宮には『天照大御神』が祀られています。
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最後に
ここまでたくさんの手順とスポットをご紹介してきましたが、全て回らなければいけないことはありません。みなさんのペースで出雲大社を楽しんでいただければと思います。
素敵な旅となりますように。