【山陰のカニを満喫】シーズン真っ只中のカニを味わい尽くす極上カニ鍋!出雲だからこそ堪能できる松葉ガニの魅力とは?
冬に旬を迎える食材といえば、『カニ』が思い浮かぶ方が多いのではないでしょうか?出雲がある山陰地方は、全国でも有数なカニの産地で知られています。さらに今年(2024~2025年)はカニの漁獲枠が増加し、8年ぶりに高水準となるいわゆる当たり年といわれています。美味しいカニをたくさん楽しむことができる今年だからこそ、出雲へ足を運んでみませんか?
今回は山陰のカニがなぜ美味しいのか、NIPPONIA出雲平田木綿街道で楽しめるカニ鍋プランの詳細とともに、松葉ガニの魅力をご紹介します。
冬季限定!2月末までの絶品カニ鍋
NIPPONIA出雲平田木綿街道では、冬季限定で『カニ鍋プラン』をご用意しております。カニ鍋をメインに、様々なカニ料理が身も心も温めてくれます。
~先付~ 蟹とトマトのサラダ仕立て
~前菜~ 蟹味噌和え 季節野菜の焚き合わせ
~蒸物~ 蟹味噌の茶碗蒸し
~御造里~ 蟹刺しと旬の地魚2種盛り
〜揚物〜 蟹と野菜の天麩羅2種
~鍋~ 松葉蟹鍋
~御飯~ 松葉蟹鍋雑炊
~甘味~ 柚子の自家製シャーベット
※食材の状態により質のいい季節に合ったメニューに変更する場合がございます。予めご了承ください。
カニ鍋ができるまで〜料理長のこだわり〜
NIPPONIA出雲平田木綿街道では『隠岐松葉ガニ』を使った、こだわりの詰まったカニ鍋をご用意しております。今回は料理長のこだわりを2つに分けてご紹介します。
①出汁
- カニの風味が溶け込む鰹出汁
一般的なカニ鍋の出汁といえば昆布出汁が多いですが、当館では焼いたカニの殻から出汁をとり、鰹出汁と合わせます。出汁の段階からカニを取り入れることで、出汁と具材のカニに一体感が生まれます。さらに、焼くことで普段のカニ鍋から感じることができない香ばしさを楽しむことができるのです。
②料理にあった調理法と味わいポイント
- 生:新鮮な瑞々しさと甘さ、ねっとりとした濃厚さ
- 蒸し:カニの香りを一番感じることができる、ほどける食感
- 揚げ:生とは違った甘さ、サクサクの衣とふんわりした食感の対比
NIPPONIA出雲平田木綿街道の『カニ鍋プラン』では、先付からメインのカニ鍋までそれぞれの料理にあった火入れを行い、隠岐松葉ガニの様々な味わいを楽しんでいただけます。
さて、ここまでNIPPONIA出雲平田木綿街道の『カニ鍋プラン』についてご紹介してきましたが、そもそも『松葉ガニ』とは他のカニと何が違うのでしょうか?
ここからは全国的にも認知度が高い『松葉ガニ』について、詳しくご紹介します。
山陰のカニ『松葉ガニ』を徹底解説!
松葉ガニは雄のズワイガニのことを指しており、水揚げされる場所によって呼び名が変わります。具体的には島根県、鳥取県、兵庫県、京都府で水揚げされたズワイガニを『松葉ガニ』と呼んでいます。日本海の山陰沖で水揚げされた松葉ガニは他のカニに比べて希少性が高く、全国でも有数なブランドガニで多くの方に知られています。なぜ希少性が高いのか、松葉ガニの種類や特徴と合わせて解説していきます。
山陰松葉ガニの種類
今回は山陰松葉ガニを4つに分類してご紹介します。
- 隠岐松葉ガニ
- 活松葉ガニ
- 若松葉ガニ(水ガニ)
- 親ガニ(セコガニ)
《隠岐松葉ガニ》
沖諸島周辺で漁獲された松葉ガニの中から、さらに選別された最高品質のカニです。隠岐諸島周辺の海はプランクトンが豊富で、全国でも指折りの好漁場で知られています。島根県独自の『かに籠漁』と呼ばれる漁法で漁獲される隠岐松葉ガニは、傷が少なく姿形が整っています。
《活松葉ガニ》
その名の通り活きている松葉ガニのことを指します。鮮度のいいまま市場に並べられる、山陰松葉ガニの最大の特徴です。活松葉ガニは鮮度が命のため、お刺身での食べ方が一番おすすめです。
《若松葉ガニ》
脱皮したばかりの松葉ガニを指します。身離れが良くて食べやすいのが特徴です。資源保護のため漁獲期間が短く、県外に出荷されることはほとんどありません。
《親ガニ》
雌の松葉ガニを指します。雄に比べてサイズは劣りますが、身は甘くカニ味噌は濃厚で旨みが強いです。雄の松葉ガニでは食べることができない卵も人気で、中には親ガニの方が好む方も多いです。
松葉ガニの漁獲時期や希少性の高さ
松葉ガニを含むズワイガニは資源保護の為、国によって禁漁期間や漁獲サイズが法令によって規制されています。禁漁期間は地域によって異なりますが、山陰で水揚げされる松葉ガニは11月6日から漁獲解禁となります。このように春から秋までの長い禁漁期間があることや、冬季の日本海はしけが多く漁に出ることができる日数が限られていることから、市場に出回る量が少なく希少価値が高いとされています。
松葉ガニの味わい
- 上品な甘さ
- 旨味が凝縮
- 身のしまりが良く、弾力性のある食感
松葉ガニが水揚げされる日本海はエサとなるプランクトンが多く生息しているため、上品な甘さと強い旨味が特徴的です。さらに日本海の冷たい荒波にもまれて育った松葉ガニは、身が引き締まり弾力性のある食感になります。
甘みと旨味のバランスを兼ね備えた松葉ガニは、刺身や焼きなどどのような調理法でも楽しむことができます。
当館ではカニ刺しで甘みを、天麩羅やカニ鍋で凝縮した旨みを味わえます。
料理長厳選!日本酒ペアリング
当館自慢のカニ鍋には、島根県の日本酒がおすすめです。日本酒発祥の地である島根県。数多くある日本酒の中から、料理長がカニ鍋にぴったりの日本酒をご紹介します。
カニの甘味と相性抜群◎『大呂御幡の元気米(旭日酒造)』
出雲市佐田町御幡地区で、農薬不使用で栽培された酒米「改良雄町」を使用した生酛の辛口純米酒です。穏やかな香りと米の旨味をしっかり感じられる味わいが特徴的で、優しい酸がカニの甘みをより引き立たせてくれます。熱燗にすることでカニと日本酒、2つの旨みの調和を楽しむことができます。
発祥の地で日本酒インクルーシブを楽しみませんか?
NIPPONIA出雲平田木綿街道では、料理長おすすめの日本酒を含む、常時15種類の日本酒インクルーシブを楽しむことができます。全てセルフサービスとなっており、酒燗器もご用意しております。カニ鍋を楽しみつつ、ぜひお気に入りの1杯を見つけてみてください。
最後に
ここまでNIPPONIA出雲平田木綿街道のカニ鍋の詳細や、松葉ガニについて解説してきましたがいかがでしたか?
都内でも食べられる松葉ガニですが、漁港が近く鮮度がいい状態のまま市場へ運ぶことができる山陰地方だからこそ堪能できるおいしさがあります。この機会にぜひ出雲へいらしてみてください。
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